エスカレーターは立ち止まって

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エスカレーターで起こる事故は年間500件以上あり、中には大怪我につながる事故も起きています。


そんな中、

「エスカレーターは立ち止まって利用しなければならない」

という、おそらく日本で初であろう条例が埼玉県議会で可決され、2021年10月1日より施行されます(条文はこちら)。


条例名「埼玉県 エスカレーターの安全な利用の促進に関する条例」は、管理者などによる周知や啓発を求め、それが不十分な管理者などへの指導・助言・勧告ができると定められています。
とはいえ、違反した管理者や利用者に対して罰則があるわけではないことから、「周知すること」に重きを置いた条例と言えます。


手すりを持つ

エスカレータの踏段の幅には、1.1mを超えてはならないという構造基準が設けられている。これは「手すりを持つ」ことを原則としており、左右一人ずつ乗れる構造のためです。
階段と比べると、斜度(30°以下の規定)もキツく、踏段の段差も約21cmあり(階段は18cm以下)、奥行も深めです。それをスタスタ登ったり降りたりと、ある意味若い証拠なのでしょうか?(笑)


動く歩道

1967年に日本で初めてとなる「動く歩道」が大阪の「阪急梅田」に設置され、1970年に開催された大阪万博の会場にも設置されました。
当時から明確な歩行制限などは設けられておらず、管理者が安全に配慮し、「お急ぎの方のために片側をお開けください」などのアナウンスも行なわれてきました。
その結果、エスカレーターも動く歩道も、マナーとして“片側を開ける習慣”が定着したようです。
しかし、近年は事故防止のため“両側に立ち止まって乗る”ことの啓発も行われ、アナウンスも「立ち止まってご利用ください」に変わってきました。


まとめ

朝の通勤通学ラッシュや電車の出発時間などで急ぐ時、果たして「立ち止まってご利用」できるでしょうか?
また、そんな時片側を開けずに乗っているとクレームをつけられる可能性もあるでしょう。
「立ち止まって利用する」ことが習慣化するには、まだまだ時間がかかりそうですね。


この記事を書いた人

マーシーPROFILE
株式会社一向社 営業部所属

大学卒業後、大阪の劇場で団体チケットを売る営業の仕事に就職。
次に携帯基地局を一から作る現場監督的仕事を経て一向社へ。

劇的に変化していく時代や仕事の流れに、
大学まで培った水泳で泳ぎに泳いでいます。

天理高等学校→同志社大学卒
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