『推し、燃ゆ』冒頭で既にしんどくなってまだ試し読みしか読めていない推しがいる人の感想。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは、2020年中行く予定だったコンサートが4つ潰れた事務員Mです。気を強く持て。


さて、コンサートに行く予定だったということは私もオタク。推しがいる身でございます。
推しといえば今話題なのが、
【第164回 芥川賞受賞作】である『推し、燃ゆ』ですね。

まだ一冊は読み切ってはいませんが、こちらで試し読みが公開されており、そちらを読みました。


「推しが燃えた。」「推しは命にかかわるからね」──
SNS大激震、掲載誌完売店続出、宇佐見りん『推し、燃ゆ』単行本刊行直前
大量試し読み40ページ分無料公開!

公式サイト https://web.kawade.co.jp/bungei/3741/


「心情」


読みました…。

まず思ったことは、「しんどい」。

冒頭、推しが燃え、何があったのか頭では理解しつつも嚙み砕く程の心の余裕はなく、嫌な動悸と冷や汗にさいなまれながら、見たくもない「推しに対するネット上の意見」を探る。探りながら、「こんな人だったなんて!」と思うわけでなく「推しは今大丈夫なのだろうか」と思ってしまう。

体を動かす気は一切起きず、会社や学校に行くのもままならない。


全く同じ状況ではないものの、似たことがあった時に体験した“それ”がそのまま文章になっていました。
その状況が思い出されて「しんどい」。
それほどまでに生々しく描かれていました。



しかしこの心情が伝わるのは同じ様に「推しがいる人」だけであり、親に言っても「何言ってるの」と足蹴りにされ無理矢理会社なり学校なり社会に放り出されます。
この気持ちはなかなか理解されるものではなく、ただの赤の他人に何を入れ込んでいるのかと思われるのが関の山です。




「推し方」


その後、主人公の「推し方」が細かに描写されます。


それを読んで感じたこと。

主人公の推し方はかなり入れ込んだ推し方で、言うならばお茶の間であったり娯楽で推しているライト層を遥かに凌駕しています。

ですので、読んだすべての人が共感するとは言えません。
ここまでするんだ、異常だ、と思う人の方が思います。

しかし私は、「私が普段見ている世界」がそのまま文章化されている。そう思いました。

主人公が自分に重なるというよりは、主人公のような人に今まで何度もかかわったことがある。
推しに全てをかけている人、推しのために働く人、推しを語るブログに定評がある人、推しが出たラジオを詳細に文字起こししている人、推しの手書きの字を集めて50音表を作っている人、推しの発言を出典元を含め全て記録している人、本当にいます。


それがリアルに描写されていてめまいがしそうでした。




と、これは冒頭40ページしか読んでいない推しがいる人の感想です。

ここからさらに事態は動いていく様子。

続きを読むのが怖くもありますが、週末を使って読み進めようかと思います。







この記事を書いた人

事務員MPROFILE
事務員M

事務員をしています。会社が円滑に動くよう裏からサポートしています。業務効率化を目指して日々創意工夫中。

ほんわかした絵や似顔絵が得意です。社内でちょこちょこ素材増産中。

趣味はオタ活、好きなアイドルはなにわ男子です。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加