ikチーフデザイナーの「3つの“先”」 〜ラウンド3〜

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ikチーフデザイナーの「3つの“先”」、いよいよファイナルラウンド“後の先(ごのせん)”となりました。全力で絞り出してまいりたいと思います。

※過去2回の記事はコチラ
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
Round 1 「先の先(せんのせん)
Round 2 「対の先(ついのせん)


「後の先」とは

ネットでググると、武道における「後の先」とは、

相手が先に打ち込んできたが、その動きを読んで動作を起こし、相手の突きを押さえて(躱して)、応じ技を決めること

とあります。
相手の攻撃を受け流してドンっ。イメージとしては合気道のような感じでしょうか。
これをデザインのお仕事に置き換えてみます。
このように、相手が攻撃してきた(ご相談・ご依頼いただいた)とします。
この場合、相手は

自分の商品またはサービスを多くの若者に伝えたい人

ということになります。そういう相手に対して「はい!わっかりましたぁ!!」と、チラシの制作を請け負うことも間違ってはいない気もしますが、
このように、「商品またはサービスを多くの若者に伝えたい」という目的に対する最適な手段が、果たして“チラシ”なのか?と、ターゲットや世の中の動向などを踏まえて考えてみる必要があり、
このように、もっと最適な手段があったとするならば、それを相手に投げかけてみることがとても大切です。



「ホームセンターにドリルを買いに来た人が欲しいのは、穴。」
という言葉をご存知でしょうか?
これは、穴を空けることを目的とした人が、その手段としてのドリルを求めにホームセンターにやって来るわけで、決してドリルそのものを欲しい人ではない。なので、目的と手段がごっちゃにならないように気をつけましょう。というマーケティングでよく使われる言葉です。
(ひょっとするとめっちゃドリル大好きな人かもしれませんがw)

こういうマーケティング的な考え方をデザインをする上で取り入れることも、とっても重要だと思っています。いくらキレイなデザインをしても、それに効果がついてこなければ、“あまり意味のないもの”を作ってしまったことになるからです。
“あまり意味のないもの”というのは、すなわち“次につながっていかない”ということ意味するので、デザインする側にとってはわりと致命的なことなんですよね(怖)


さいごに

Round 1 「先の先(せんのせん)
Round 2 「対の先(ついのせん)
Round 3 「後の先(ごのせん)」
以上3回にわたり、「3つの“先”」と称して、武道とデザインを絡めたお話をお届けしました。
当初、シリーズ化すればネタが確保されてブログの当番がラク。と軽い気持ちで考えていましたが、いざ書いてみると、回を増すごとに“自分の考えを言語化する難しさ”を痛感しました…。まだまだ精進が足りない証拠ですね(笑)

【このシリーズを執筆するにあたって、参考にしたもの】
マンガ ・喧嘩商売
    ・喧嘩稼業
    ・軍鶏
動画  ・ジークンドー石井東吾先生の動画




この記事を書いた人

ほんだ さすけPROFILE
できること:
悪いようにはいたしません。

自己紹介文:
チープデザイナー、四十路まっしぐら一児の父。
2000年9月からikkoshaにジョインし、ワークとライフのバランスがわからないまま、あれよあれよと社歴20年以上。
ロゴ制作が好きです。というよりも、ロゴ制作の過程で『お相手の想いに触れられる』ことが好きです。もちろん、チラシやポスター、パンフレットも好きですが、8P以上のページものになると集中力が持続できないので、すぐ周りの人を巻き込もうとします。
最近では、サイトページのデザインレイアウトもやっていますが、コーディングは社内や社外のコーダーさんに任せています。
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